露核兵器施設の職員ら、職場でのマイニングで拘束

ロシア西部ニジニ・ノヴゴロド州サロフの核兵器製造に携わる企業が、職員数人が職場で暗号通貨「ビットコイン」を採掘(マイニング)しようとして拘束されたことを認めた。「スプートニク」が伝えている。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

この企業は「ロシア連邦核センター(RFNC)」。国営原子力企業「ロスアトム」傘下で研究・生産活動を行っている。活動の基本は核兵器の開発と製造。

ロシア最大銀行の会頭 「ビットコインはカジノ、銀行システムにとっては恐怖」
SNSでは先に、同センターの技術者2人が、暗号通貨を採掘する目的でスーパーコンピューターを利用していたとのニュースが報じられていた。2人がスーパーコンピューターをインターネットに接続したあと、センターの保安部が2人を特定したとされていた。

保安部の情報によると、2人は治安機関によって拘束され、この事案は刑事事件として立件されている。

センターの広報部は、最近似たような複数の事案が「大規模な計算処理能力を持つ複数の大企業全体にわたって」記録されていると指摘している。

関連ニュース

2017年度暗号首都ランキングが公開

ロシア 民間投資家が発電所を購入 目的は仮想通貨マイニング

コメント