で、結局テスラはどこを目指して飛んでいる?

先週、地球と火星の公転軌道を遷移する楕円軌道へと投入されたスポーツカー「テスラ」は、予定されていた小惑星帯の方向ではなく、火星を目指して飛行している。ライヴサイエンスが報じた。
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テスラは先週、6日、大型ロケット「ファルコン・ヘビー」に載せられ、打ち上げられた。予定では直接的に小惑星帯に突入するはずだったが、ミスが生じた。

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テスラがわずか700万キロの距離まで火星に最も近づくのは2020年10月。とはいえ、700万キロ圏では火星の引力は弱く、テスラを引き寄せ、人工衛星とするまでにはおよばない。

マスク氏の当初の計画のうち、最終的に実現するのは「火星まで到達」という部分で、火星の人工衛星になるという約束は果たされることはない。

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