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カリフォルニア大学バークレー校の同プロジェクトは、2つの天文台のための最もパワフルな最新の設備を購入しようとして、問題に直面した。
バークレーSETI(セチ)リサーチセンターのチーフサイエンティスト、ダン・ウェルシマー氏は「最新のGPUを用いたいのですが、難しいです。これは私たちの地球外生命体探査を制限します」と述べた。ウェルシマー氏はまた、問題は予算ではなく、GPUが店に欠品していることにあると述べた。
Motherboardは、最新のGPU不足を、仮想通貨採掘のためGPUを用いるマイナーの活発な活動と結びつけた。NVIDIAは近頃、生産の問題を解決すると約束した。さらに販売店に対し、マイナーが全ての最新型GPUを一度に買い占めないよう1人当たりの購入量を制限することを提案した。
SETI@homeは、カリフォルニア大学バークレー校が運営するプロジェクトで、大量のボランティアのパーソナルコンピュータを用いて宇宙からの信号を分析することを目的にする。プロジェクトはまた、いくつかの天文台に自前のスーパーコンピューターを設置している。