米国 犬が飼い主の少年を強盗から守ろうとして銃で撃たれる

米ワシントン州デモインで強盗が住宅に押し入り、シェパードのレックスという名の犬が飼い主の少年を強盗から守ろうとして銃で4発撃たれた。K5 Newsが伝えた。
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飼い主のハビエル・メルカドさん(16)によると、水曜日の昼間レックスと一緒に家で留守番をしていた時、音がしたので窓から外を除くと、知らない車が目に入った。その後、1階の窓ガラスが割られた。

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レックスは下の階へ降りて、吠え始めた。強盗の1人が「犬に噛まれた、引き離してくれ!」と叫んだ。強盗らはレックスと格闘し始めた。その後レックスは2階にいた飼い主のもとに戻った。飼い主の少年はタンスの中に隠れ、警察に通報した。

少年が隠れていた部屋まで強盗が来た時、レックスは再び強盗に襲いかかった。強盗はレックスに向かって4発発砲し、レックスはもう強盗と戦うことができなかった。

強盗は警察のサイレンに驚いて逃走。強盗は捕まっていない。

少年はタンスの中に約1時間隠れていた。レックスは死んでしまったと確信していたという。

だがレックスは生きていた。首と足にけがを負っていたレックスは病院に搬送された。手術のために多額の資金が必要だった。そのため少年のおばさんがサイトGoFundMeで寄付を募った。

手術費用は1万ドルかかった。だが2日間で5万6000ドルが集まった。しかも寄付金は今も送られ続けているという。

SNSユーザーたちはレックスを英雄と呼び、早く元気になるよう祈っている。

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