日本、沖縄本島にも対艦ミサイル配備検討 対中防衛

沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡における中国艦艇の航行が常態化していることから、日本政府は地対艦誘導弾(SSM)部隊を沖縄本島にも配備する方向で本格的な検討に入った。27日、朝日新聞が伝えた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

江崎沖北相辞任へ、後任に福井氏 軽い脳梗塞、公務困難に
既に宮古島への部隊配備計画は公表されており、海峡の両側から中国軍を強く牽制する狙いがあるという。宮古海峡で中国艦艇が初めて確認されたのは2008年。11年6月には計11隻が相次いで通過。16年12月には空母「遼寧」が艦艇5隻とともに通過し、この際艦載ヘリコプターが日本の防空識別圏内を飛行したため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進していた。

東京新聞によると、今年1月には潜水艦が宮古島の接続水域を潜航。公海を通ることに国際法上の問題はないものの、防衛省は警戒監視を強めている。配備が検討されているのは「12式地対艦誘導弾」。沖縄本島と宮古島は約300キロ離れており、宮古島からだけでは網羅できず、両岸に置けばカバーすることが可能になるという。

コメント