スプートニク日本
フォミン氏は「米国側からロシア領の周りでグローバルMDシステムを展開する大きな動きが進んでいる。特に、アラスカやバルト諸国、ルーマニアですでに迎撃ミサイルは展開済みだ。ポーランドでも展開が終了しつつある。将来的に米国のMDシステムは韓国と日本で展開される」と説明した。
フォミン氏は、およそ400強の迎撃ミサイルが展開されることになり、これは「ロシアの核抑止力を大幅に下げる」と述べた。
ロシアは、迎撃ミサイル「SM-3」だけでなく、射程2500キロでヨーロッパ・ロシアのほぼ全ての標的に到達する巡航ミサイル「トマホーク」も発射可能な発射装置をルーマニアとポーランドで展開することは、現行の協定を大きく破るとの声明を一度ならず出している。
関連ニュース