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家主のマイクさんとジョーさんは家の修理を行っていたため台所の壁には小さな穴があいていた。ポッサムはこの穴から台所に侵入しようとしたが、身体が半分ほど出たところで身動きが取れなくなってしまった。
マイクさんとジョーさんはポッサムを穴から押し出そうとしたが、あまりも太っていたため上手くいかない。この間、怯えたポッサムはずっと爪を立て、歯をむき出し、うなり声をあげていたという。
ポッサムを助け出すためには壁の穴を大きくするしかなかった。マイクさんは道具を使って穴を大きくする作業に取り掛かった。ジョーさんはポッサムを落ち着かせるためにブドウを与えた。
「救出作戦」は３０分を要した。助け出されたポッサムは逃げ去ったという。