煙の中を逃げた：露ケメロヴォショッピングセンター火災で少なくとも56人死亡

スプートニク日本

消防隊は消火活動を強化しており、ほぼ消化されたが、壁が崩壊する恐れがあるという。

火災があったのはケメロヴォにある4階建てのショッピングセンター「ジームニャヤ・ヴィーシニャ」。同火災は過去100年間にロシアで起こった火災の中で最も大勢の犠牲者を出した６つの火災の一つとなった。

目撃者らは、火災警報は鳴らず、人々が自ら出口へ逃げたため、事実上どうやって火災が始まったのか誰にもわからなかったと語っている。

目撃者の1人は「初めは信じませんでした。トイレでゴミが燃えたのかと思いました。でも恐ろしいことに本当だったんです。私たちは煙の中を逃げました」と語った。

別の女性は「『火事だ』という叫び声が聞こえました。もし火事なら、もし大事なら、警報が鳴るはずだと思ったので、数秒間待っていましたが、鳴りませんでした」と話した。

先に、少なくとも37人が死亡、行方不明者は70人（子供40人を含む）と報じられていた。