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プチコフ氏によると、がれきの下にまだ6人が取り残されている。
ケメロヴォ州当局は犠牲者追悼のため、3日間の服喪期間を宣言した。服喪期間には官公庁にある国旗を半旗にし、文化娯楽行事を取りやめる。
現時点で少なくとも44人がけがをした。遺族や負傷者の家族には必要な支援が行われている。地元住民らは負傷者のために列を作り輸血している。
火災は25日昼に起きた。1600平方メートルが焼け、火災現場ほぼ全ての屋根が焼け落ちた。
火災発生時に火災報知器が作動しなかったため、職員や訪れた人びとの組織された避難が行われなかった。
火災の原因は放火か偶発的な発火だと見られている。刑事事件として捜査が行われており、4人が拘束された。火災による被害額は40億ルーブル(約73億円)にのぼると見られている。