日本、2018年度に過去最大5兆1900億円を国防に拠出へ

日本政府は、同国の2018年度予算を承認した。国防には、過去最大となる5兆1900億円が拠出されるとブルームバーグが伝えている。
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予算全体の規模は97兆7千億円。今年度よりも2600億円増加している。

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支出の主な項目となるのは社会保障。この目的のため、全資金のほとんど3分の1となる32兆9700億円が充てられる。社会保障費は1年前よりも1.54%増加している。

また、およそ5兆1900億円が防衛目的、とりわけ新たな兵器購入に充てられる。

項目に挙げられているのは、日米が共同で製造する新たな迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の取得費。

迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」

そのほか、支出の一部は、米国の地上配備型ミサイル防衛(MD)複合体「イージス・アショア」を購入し日本領に配備するとの政府の計画実現の準備に費やされる予定。

イージス・アショア

今年と比較して、防衛費はおよそ1.5%増加する。

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