スプートニク日本
同紙によると、米大統領補佐官らは3月24日に、米国は「欧州の同盟国らとほぼ同数のロシア外交官」を国外追放するべきだとした行動計画をトランプ大統領に提示していた。
なおそれは外交官の総数を意味していたが、トランプ大統領はEU各国それぞれのことだと思い、事実を知り激怒したという。
高官によると、トランプ大統領は補佐官らに卑猥な言葉を浴びせ始め、トランプ政権はロシアに対して最も厳しい姿勢を取っているということになったとし、「総数は気にしない」と叫んだという。
欧米諸国は3月末、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんが英国で毒を盛られるという事件が起こった後、合わせておよそ150人のロシア外交官を国外追放し、ロシアもこれに対し同様の措置を講じた。
関連ニュース