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調査には、口腔のバクテリアのサンプルを採取した55~78歳の1044人が参加。ボランティアらは、酒を飲まない270人、程々に酒を飲む614人、そして常に酒を飲む160人に分けられた。
その結果、アルコールが病原性バクテリアの増加を誘発し、一部の危険な、例えば歯や歯茎を破壊する疾患を予防していた、かなりの数のバクテリアを殺したことが分かった。
アルコール摂取が原因で人間の口の中で繁殖する個々のバクテリアは、淋病や髄膜炎を含む炎症性・化膿性疾患を引き起こしたり、悪性腫瘍や心臓血管疾患の悪化を誘発したりする能力すらある。