研究者「癌や髄膜炎、淋病などの危険な病気を引き起こす細菌がアルコールによって口の中で発生」

ニューヨーク大学の研究者らが、アルコール飲料の摂取は口腔内の感染増大を誘発し、このことが歯茎の病気や一部の種類の癌、さらに心臓血管疾患のリスクを高めることを明らかにした。「メディカルエクスプレス」でのプレスリリースで伝えられている。
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調査には、口腔のバクテリアのサンプルを採取した55~78歳の1044人が参加。ボランティアらは、酒を飲まない270人、程々に酒を飲む614人、そして常に酒を飲む160人に分けられた。

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その結果、アルコールが病原性バクテリアの増加を誘発し、一部の危険な、例えば歯や歯茎を破壊する疾患を予防していた、かなりの数のバクテリアを殺したことが分かった。

アルコール摂取が原因で人間の口の中で繁殖する個々のバクテリアは、淋病や髄膜炎を含む炎症性・化膿性疾患を引き起こしたり、悪性腫瘍や心臓血管疾患の悪化を誘発したりする能力すらある。

この際、有害なバクテリアの成長の度合いは、アルコールの消費頻度に直接依存する。

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