クリミア橋開通式を前に、猫のモスチクが橋を「点検」

15日、ロシアのプーチン大統領は、ロシアのコーカサスとロシアのクリミアを結ぶ「クリミア橋」の開通式に出席した。プーチン大統領は、ロシアのトラック・メーカー「カマズ」社のトラックを運転して橋を渡った。前日14日、橋の建設者たちに愛され、クリミア橋のマスコットとされている茶白猫の「モスチク」が、橋を点検した。モスチクは全長19キロの橋の自動車用の部分を走り抜けた。モスチクの楽しそうな様子から見て、モスチクは橋の出来具合に満足しているようだった。
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2015年末、橋の建設現場に1匹の茶白の子猫が迷い込んだ。子猫は建設作業員たちにとても気に入られた。作業員らは子猫を飼うことにし、「モスチク(小さな橋)」と名付けた。

モスチクは作業員たちと一緒に毎日建設現場や食堂へ行き、休暇にも出かけた。

作業員たちの努力によって、モスチクはブロガーとなった。モスチクのインスタグラムでは、クリミア橋の建設状況が詳細に紹介された。

プーチン大統領が出席する橋の開通式を前に、建設作業員たちが橋のマスコットであるモスチクに点検を依頼したのは当然のことと言えるだろう。

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