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冥王星は数十億の彗星が合わさって生まれた

冥王星の核の珍しい化学組成は、この星が大量の彗星やその他小型天体が合わさった結果形成された可能性を示す。論文は科学誌『Icarus』に掲載された。
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研究チームは、冥王星の核が異なる化学組成を持つ物質2つからなっており、核の内部は強固な氷、その表面は凍った窒素と一酸化炭素からなるより柔らかく流動的な氷が多くを占めると明らかにした。

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冥王星のこの性質は他の惑星と似ていないが、研究がほとんど進んでいないチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星と似ている。

この相似から、冥王星の「構築要素」が現在の軌道上に形成されたのではなく、巨大彗星の衝突の結果、太陽系の端からやってきたと仮定するに至った。

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