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研究者らによると、温室効果ガスの増加がタンパク質の成分に悪影響を及ぼすほか、コメに含まれるビタミンや微量元素の量が減少する。コメの栄養価値が低下し続けるため、このような「害された」コメの消費は、人々の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるという。
研究では、中国と日本で栽培された18種類のコメのサンプルが選ばれた。中国と日本は産業生産によりCO2 レベルが上昇し続けている。
科学サイト『EurekAlert!』によると、実験では、コメが自然な環境で育つために開放型温室がつくり、特殊なパイプからCO2 を放出して人工的に大気中のCO2 濃度を上昇させた。
結果、CO2 濃度は568~590ppmに達した。なお現在の大気中C02濃度は410ppm台を維持しているが、大気汚染の増加速度は、21世紀末までに568~590ppmまで上昇することを物語っている。
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