ピョートル1世建造の船を正確に復元、ペテルブルクで進水【写真・動画】

ピョートル1世が参加して1712年に建造され、バルト艦隊に所属した初の54門戦列艦「ポルタヴァ」の正確な復元船が、サンクトペテルブルクで進水した。
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同艦のレプリカ建造は2013年、歴史的造船所「ポルタヴァ」で始まった。このユニークな木造船の艤装には、さらに約10カ月かかる。この間に、必要な全ての装置やマスト、索具、帆を取り付け、バラストを積み込み、内装が完了する。

「ポルタヴァ」

帆船は全ての建造作業が終了した後、ロシアの海洋史をテーマとした双方向型の大型博物複合施設の中心となる予定。

進水式は歴史的伝統に従って行われた。式典開始の直前には大砲が発射され、儀仗兵中隊によってロシア国旗、アンドレーエフ旗、そしてサンクトペテルブルク市旗が運ばれた。

軍艦「ポルタヴァ」の設計・建造には、ピョートル1世が直接参加した。同艦は、ポルタヴァの戦いにおいてロシア軍がスウェーデン軍に対し勝利を収めたことを祝して命名された。

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