サハリン議会、島と本土を結ぶ橋の建設を大統領に要請

サハリンの議員らは4日、ロシア大統領と政府に対し、島と本土を結ぶ橋の建設を要請した。通信社スプートニクに、サハリン州議会議長のアンドレイ・ハポチキン氏が伝えた。
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ハポチキン氏は「ロシア大統領との直接対話を前に、サハリン州政府や議員団に島と本土を結ぶ橋の建設の必要性についてサハリンの大勢の住民から依頼が寄せられている」と述べた。

ハポチキン氏は橋について、島地域だけでなく、ロシア全土にとっての戦略的利益であると説明した。

同氏は「船による渡航手段は島の気まぐれな天気によって不安定だ。本土からの供給は農業をはじめとした地域の複数の分野の仕事にまだ大きく影響している」と語った。

4月、ロシアのソコロフ運輸相は、「ロシア鉄道」が本土とサハリンを結ぶ輸送回廊のさらなる実現可能性調査を準備したことを明らかにした。なお輸送回廊が橋あるいはトンネルになるのかは決まっていない。

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