「一帯一路」構想がロシアにとって意味するもの=プーチン氏

ロシアは「一帯一路」構想を重要かつ将来性があり、産業協力分野、そして鉄道分野において素晴らしい計画を有していると捉えている。ウラジーミル・プーチン露大統領が中国メディアのインタビューで語った。
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プーチン氏は、中国の青島で開催が予定されている、上海協力機構首脳会議に参加する。

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同氏は、習近平国家主席の、人類運命共同体の創設にあたっての目標となる「一帯一路」構想へ、ロシアがいかなる関わりを見せていくかという質問に対し、「我々は当構想を有益で、重要、そして前途有望なものであると考えている。当構想はユーラシア経済連合の創設への尽力とともに進められている」と答えた。

また同氏は、「我々が想像する限りでは、習氏が提唱する考えなるものは、いうまでもなく世界視野の性格を帯びており、協力関係が他のすべての国々、そして大陸で発展していくよう志向されている。我々には全体的に、ヨーロッパ経済連合という考えが定着している。これらすべてが出来上がれば、好ましい結果につながるだろう」と述べた。

同氏は、「我々には産業協力分野、そして鉄道分野を発展させうるインフラ分野において素晴らしい計画がある。これらはすべて、我々の相互協力に基づいた、強力で、将来性のあるものである」と付け加えた。

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