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これらの筋の話では、トランプ大統領は今週、ヨルダンのアブドラ2世国王とホワイトハウスで会談した際、シリアからの米国の撤退問題を議論した。同テレビの取材に応じた複数の関係者は、トランプ大統領の計画では、ヨルダン国境周辺の領土に対するコントロールをシリア政府が回復することを米国が容認する。このことは、この領土に拠点を置く反体制派が同地域を平穏に退去することをシリア政府が可能にする、とのロシアによる保証と引き換えだという。
トランプ大統領はまた、ロシアが親イラン勢力のシリア南西部への浸透を許さず、同地域に緊張緩和地帯を設置することを期待している。シリアからイランを排除することは、「シリアからの撤退」に関するトランプ大統領の計画の最重要部分であるという。
プーチン・トランプ両大統領の会談は、ヘルシンキで7月16日に行われる。