敵陣での拡散用に「しゃべる紙」を開発 米軍【写真】

米特殊作戦軍が民間人と敵軍人用に短い音声メッセージを送ることができる紙の試作品を開発した。
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試作品は通常より4倍の厚さを持つ紙のような見た目で、マイクロ回路を搭載している。紙には応答機も搭載されると見られる。サイト「Defense One」が報じた。

この紙により将来的に、敵がコントロール下に置く地域へと30秒の音声メッセージを届ける計画だ。メッセージは投降や逃亡させるため、民間人や軍人に向けられる可能性がある。

​特殊作戦軍は現在、このプロジェクトを実現できる企業を探している。こうしたコンセプトの道具はこの10年間多く開発されていると同サイトは指摘。だがグラフェンなどの新しい素材や技術により、こうした道具の製造が簡素化できる。

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