オウム真理教の麻原死刑囚 遺骨は四女へ 太平洋上の散骨が提案

先日死刑が執行されたオウム真理教の麻原彰晃元代表、本名松本智津夫囚の四女で、死刑囚が遺骨の引き取り手として指定していたとされる、ペンネーム松本聡香(さとか)氏は太平洋上での散骨を提案している。NHKが報じた。
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松本智津夫囚の死刑は7月6日に執行され、9日には火葬が済まされている。

四女の松本聡香氏は教団とは決別し、両親とも縁を切っているものの、遺骨の引き取り手として指定されたのは松本聡香氏だった。

生きた麻原死刑囚は小さくともテロの脅威を残していた=ロシア宗教学者
これについて松本聡香氏は9日、代理人の滝本太郎弁護士のブログを通じ、松本智津夫囚の指定には驚いたものの、父親の最後の願いであるため、その遺志を遂行することを決めたという声明を表している。

松本聡香氏は親族および信者に対し、松本智津夫囚の遺志に同意するよう呼びかけるとともに、遺骨を太平洋上で散骨することを提案した。

2016年9月20日、ロシア最高裁は「オウム真理教」をテロ組織と認定し、ロシアでの活動を禁止した。

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