ウクライナにNATO艦隊が寄港 「ロシアの脅威」が理由?

北大西洋条約機構(NATO)海軍艦隊がウクライナ・オデッサに寄港した。ウクライナ海軍の広報担当が発表した。
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港には6隻の船が到着。オランダ海軍フリゲート「デ・ロイテル」、トルコのフリゲート「Fatih」、ルーマニアのフリゲート「レジェーレ・フェルディナンド」、ドイツ海軍補給艦「ライン」、トルコ海軍の掃海艇「アナムル」、ルーマニアの掃海艇「Lupu Dinescu」だ。

これらの船は黒海でウクライナ海軍とともに「PASSEX」級訓練を行う。

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米海軍においてPASSEXとは、2つの異なる艦隊の演習で、軍事作戦や人道ミッションにおける連携の訓練が含まれている。専門家は、公的な理由のほかに、PASSEXは力の誇示など政治的目的で催されている。

7月9日、ウクライナ・NATO間の特別パートナーシップ条約調印20週年を迎えた。ウクライナはNATO加盟の意欲を一度ならず示している。ウクライナは加盟を確実にするため、2020年までに同国軍とNATO軍の完全な互換性を確保することを約束した。

軍事専門家アレクセイ・レオンコフ氏によると、黒海での軍事演習の頻度増加は、ブリュッセルで開催したNATO総会で採択された「ロシアの脅威」との戦いに関する決定に関係している。ロシアはまだコメントを出していない。

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