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記事によると、ボールの印は、近くの携帯に信号を送る小さなアンテナを持つチップを含んでいることを示している。だがこれはスパイ装置ではなく、アディダスの広告機能だという。製造時にボール内部、ロゴ下部にWi-Fiマークに似たNFCチップが置かれる。シルバー氏は「チップによりファンは携帯機器をボールに近づけることで選手の動画や試合、その他コンテンツにアクセスできる」と説明する。
シルバー氏は、理論上は携帯にサイバー攻撃を行うようチップをプログラミングすることは可能だと指摘。またアディダスは、ボール内部のチップがサイバー攻撃の媒介になりうるかとの氏の質問へのコメントを控えた。
一方、アディダス公式サイトの説明によると、チップの修正は不可能。
ホワイトハウスのサンダース報道官は先に、問題のボールが大統領への全ての贈り物に義務付けられた基本的な安全チェックを受けたと発表。この作業の詳細は明かさなかった。
ヘルシンキで開催された露米首脳会談のあとの共同記者会見で、シリア問題における主導権を今握っているのは誰かと記者が質問。プーチン大統領はトランプ米大統領にW杯ロシア大会の公式サッカーボールを手渡し、「ボールは今彼の側にある」と述べた。トランプ氏はメラニア夫人にボールを手渡すと、息子のバロン君のものになると約束した。
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