米、8月にもNAFTA新協定の締結狙う

ロバート・ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、北米自由貿易協定(NAFTA)の協定を8月にも新たに締結できるよう望んでいると述べた。
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ライトハイザー代表によると、メキシコのニエト大統領が退陣までにトランプ米大統領と協定に署名するためには、8月にも交渉を終了する必要がある。

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ニエト大統領は12月1日に退陣し、7月1日に選出されたアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール氏が新たに就任する。

米、カナダ、メキシコはNAFTAを1992年に調印し、1994年から発効。トランプ米大統領の要求に応じ、新たな条件でNAFTAを新たに締結することを協議するハイレベル交渉が開始した。しかし5月に交渉は中断された。

NAFTAとはアメリカ合衆国、カナダ、メキシコによって署名され、北アメリカにおいて3か国による貿易圏を生み出した自由貿易協定である。

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