IT・科学

ペタッと貼っていつでもストレス測定 ウェアラブルセンサーが開発される

米スタンフォード大学の研究チームは、ストレスを感じた時や緊急事態に分泌されるホルモン、コルチゾールのレベルを瞬時に測定する装置を開発した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

泌されるホルモン、コルチゾールのレベルを瞬時に測定する装置を開発した。

ストレスは人間の健康に悪影響を与えることから、医療従事者はストレスが多い状況を適宜把握し、治療を開始できる方法発見に力を入れる。

デジタルデトックス ロシア人の3分の1が休暇中はスマホ断ち 日本人は?
既存のデバイスは、体温の上昇や心拍数を通じてストレスのレベルを測定していたが、そのデータ結果はストレスと全く関係ない要因の影響を受ける可能性もある。

ストレス状態をもっとも正確に示す指数は、体内のコルチゾール量の増加である。

コルチゾールの分泌量は、血液や唾液、毛髪の分析から測定することが可能であるが、これらから短期ストレスの検出に必要な結果をすぐに出すことはできない。

しかし新しく開発されたセンサーは柔軟な素材でできたパッチであるウェアラブルセンサー。しっかりと腕に貼り付いて皮膚が分泌する汗を吸い込むことで、汗に含まれるコルチゾールを常に安定して測定することが可能だ。

電気電子技術の米学会誌「IEEE Spectrum」が報じた。

関連ニュース・記事

コメント