在米ロシア大使館、新制裁に関する省庁間書簡の公開を国務省に提案

在米ロシア大使館が米国務省に対し、スクリパリ事件を理由とする制裁導入に関する省庁間の往復書簡を公表するよう提案した。8日に発表された同大使館の声明で述べられている。
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同大使館に発表では、米側からの回答は今のところ入っていないと述べられている。

同大使館の声明では、「8月8日、米国務省において我々の公使参事官に対し、英市民であるS・スクリパリ氏とその娘に対して神経麻痺物質『ノビチョク』が『ロシア政府によって使用された』とする考え出された口実のもとに、新たな『過酷な』制裁が発表された。既に習慣となっているように、何らかの事実あるいは証拠は示されていない」と述べられている。

声明では、より正確な情報を求める複数の質問に対し、米側が機密性をもとに説明を拒否したと強調されている。

発表では、「同時に、『ロシアが有罪である』との結論を導き出すことを可能にする十分な量の情報を米国は保有しているとの言明がなされた」と説明されている。

先に米国では、ロシアに対する制裁を22日から導入すると発表されていた。

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