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人類史上最高の耐用性を誇る新素材が開発

米エネルギー省管轄のサンディア国立研究所は、人類史上未だかつてないほど耐用性の高い素材となる新たな合金をの開発に成功した。アドヴァンスド・マテリアルズ誌にその研究結果が発表されている。
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同誌によると、合金製造に使われたのは地球上でも希少素材に数えられる金とプラチナ。開発者の弁では新素材の耐久性は抜群で、自動車の車輪にこれを使った場合、1周が4万75キロの赤道を500回走り続けることができる。

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合金の他にはない性能を示すため、研究者らはこれを原子レベルで実験を行った。その実験では合金の表面には黒い膜が現れ、ダイヤモンドに似た炭素が形成されていることがわかった。こうした物質は人工的な人体用潤滑剤の中でも最も効果の高いものに数えられる。開発者らは、まさにこの性能に新合金の最も高い価値があると考えている。

開発者らは新素材は様々な電子機器で応用がきくと指摘している。一例として、これを薄い層にしてスマートフォンなどの動作の多い部分に用いた場合、機器の耐用年数は数倍長くなる。

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