60年の豪州ジャングル生活 ロシア人「ターザン」が永眠【写真】

オーストラリアで文明社会を拒否し、60年以上にわたるジャングル生活を送ったロシア出身のマイケル(ミハイル)・フォメンコ氏(88)が死去した。デイリーメールが報じた。
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フォメンコ氏は1930年代に両親とともにオーストラリアに亡命。シドニー市での何不自由ない快適な生活を捨て、隠遁生活を送っていたため、「ターザン」と呼ばれ、有名だった。

​フォメンコ氏が文明社会を拒絶し、オーストラリアの北部に逃げ込んだのは1950年代。山刀マチェテを用いてワニやイノシシを狩猟し、自力でくりぬきカヌーを作製し、星だけを頼りにニューギニア島の岸辺まで600キロを漕ぎぬいたことで知られる。

デイリーメールによれば、フォメンコ氏は2012年に老人施設に収容されており、そこで息を引き取った。

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