ロシアの宇宙船を使ったゴミ収集が提案される

ロシアの宇宙貨物船「プログレス」を、軌道に残っているロケット上段等の大型のスペースデブリ(宇宙ごみ)を除去するために使用することが提案された。モスクワで開催中の第9回国際航空宇宙会議で発表されたオムスク州立工科大学の報告書の中で述べられている。
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専門家らは、宇宙船の構成要素にはドッキング装置が含まれており、それを基盤に打ち上げロケットのノズルをドッキングユニットとして使用し、打ち上げロケットの上段を補足するための装置をつくることが可能だと指摘している。

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現在プログレスは、国際宇宙ステーション(ISS)へ様々な貨物を届けるために定期的に使用されている。

スペースデブリの補足は、プログレス宇宙船が主要ミッションを完了してISSとのドッキングを解除し、軌道から太平洋に落下する際に行うことが提案されている。

プレゼンテーションでは、デブリの補足と軌道離脱に関する操作の弾道分析が発表された。

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