醜聞続きのカトリック教会 システィーナ礼拝堂聖歌隊で詐欺か 法王が捜査命令

ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂で、聖歌隊の指導部2人に金融犯罪の疑いがかけられたことを受け、ローマ法王フランシスコ1世は捜査の開始を許可した。
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システィーナ礼拝堂は15世紀末に完成した世界有数の宗教施設であると同時にローマ教皇、法王の執務室としての役割も果たしている。

先にヴァチカン・インサイダーをはじめとするイタリアのマスコミは、システィーナ礼拝堂聖歌隊の隊長および執行役が国の損失をもたらす詐欺行為、マネーロンダリング、浪費を行ったと報じていた。

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最近、カトリック教会内のスキャンダルが軒並み明らかにされており、問題の根の深さが国際社会を震撼させている。8月には米国で子どもへの性的虐待や小児性愛の事実が暴かれたばかり。法王フランシスコ1世は聖職者自身がこのような行動をしたことは「恥辱の源泉かつカトリック社会にとっての苦痛」として、教会の敗北を認めた。

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