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化学物質を用いた事件の捜査で警官や緊急事態職員を置き換え、被害を防ぐことが狙い。導入のきっかけは、英南部ソールズベリーで起きた、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんの毒殺未遂事件。
捜査当局によると、事件では神経剤「ノビチョク」が用いられた。現場に一番に駆け付けたニック・ベイリー刑事巡査部長も「ノビチョク」の被害にあった。
英国防省は、ドローンやロボットのテストには英ポートンダウン研究所の研究者が参加したと発表。実験は3D画像を送信し、レーザーシステムで化学物質を発見できるドローンのテストを含む。