米、サイバー安保戦略で露を主要脅威リストに

米国防総省が自らの新たなサイバー安全保障戦略で、主要な脅威のリストにロシアと中国を加えたと、この文書の抜粋を入手したテレビチャンネル「FOXニュース」が、これをもとに伝えている。
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NATO事務総長、「サイバー攻撃」が行われた場合、ロシアを報復攻撃すると脅す
この戦略で述べられているところでは、米国は「有害なサイバー活動」による「不可避的で受け入れられないリスク」に直面しており、「中国・ロシアとの長期にわたる戦略的競争に引きずり込まれた」という。

同チャンネルは、「ロシアは、我々の国の住民に影響を与えるため、そして我々の民主的プロセスに挑戦するため、サイバー空間における情報作戦を利用した」との文書の一節を伝えている。

中国については、戦略によると、米政府と「民間セクター施設」から機密情報を盗もうと試みたとされている。

文書では、脅威としてイランと朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)も名指しされている。

同省は戦略の中で、「サイバー活動をその源で破壊する、あるいは断ち切る」よう努めていくことを表明している。

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