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WHOによると、2000年以降、結核から約5400万人の生命が救われたが、各国の結核対策は十分ではない。2017年には1000万人が結核に感染し、160万人が結核で死亡したという。WHOは、各国に国内および国際的な義務を思い起こすよう再度呼びかけた。
WHOによると、2018年には結核対策プログラムに35億ドルの資金提供が必要であり、この数字は2022年までに倍増する可能性がある。
結核は世界で最も広がっている病気の一つ。結核は、患者が結核菌を喀痰などで体外に排出し、それを他者が吸い込むことによって感染する。世界人口の約3分の1が結核の病原菌に感染していると考える専門家らもいる。