ロシア、シリアに地対空ミサイルS300を供給完了

ロシアのショイグ国防相は2日、プーチン大統領とのロシア安全保障会議の会合で、ロシアがシリアに対して地対空ミサイル「S300」を供給したと発表した。
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ショイグ氏は「1日に発射台4基などを含む49台の『S300』を供給した」と述べた。

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また、ショイグ氏は、シリア専門家のための「S300」のシステムの運用訓練には3カ月がかかると指摘した。

先にロシア大統領府は、「S300」の供給の目的について、第三国に向けられたものではなく、シリア駐屯の自国軍の防衛のために行うものとその理由を発表していた。

「S300」はロシアで開発された地対空ミサイルシステムで、高度、種類を問わず、あらゆる標的を撃墜することができる。射程距離は迎撃ミサイルの種類によって75キロから最高200キロまでとなっている。

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