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被害者の男性は、18歳の時から納屋の中に監禁されていたとみられている。現在、男性は58歳。労働条件の監督に携わる機関「労働力供給事業者・労働虐待監督局(GLAA)」のマーティン・プリマー氏が記者らに語った。
プリマー氏の話によると、監禁されている人がいるとの情報を警察が得たことを受け、救出作戦が開始された。プリマー氏は、ひどい環境の下で男性が拘束されていたと強調し、「暖房装置は全くなく、非常に寒かった。どのような人間であっても住むべきでない環境だった」と述べている。
奴隷状態に置かれていた英国人男性は、床の上のマットレスで夜を過ごし、連れ去り犯のために無償で働いていた。
警察では、被害者の男性がかつて逃げ出そうと試みたことがあるかどうかについて、判断に窮した。現在、医師らが男性を診察している。
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