インド陸軍司令官、露印関係に言及 米制裁の脅威を否定

インド陸軍のビピン・ラワット司令官は、ロシアからの兵器購入を理由とした同国に対する米国の制裁発動の可能性に言及する一方で、独立した政策を進めていく意向を明らかにした。ニュー・インディアン・エクスプレス紙が伝えた。
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インド、ロシアからS-400システムを購入する件で、米国の制裁回避を望む
ラワット司令官は、「我々は米国が制裁を科す可能性があることを承知している。それでも独立した政策をとるつもりだ」と強調した。

ラワット司令官はまた、「我々が技術獲得を目的に米国との繋がりを維持しようとも、あなた方(ロシア)は我々が独立した政策を進めていくことを確信できるだろう。今後、米国との間に軋轢が生じる可能性があるなか、プーチン大統領とモディ首相はS-400『トリウームフ』の購入契約を交わした」と述べ、インド・米国の二国間関係の強化はロシアにとり懸念材料とはならないとの考えを示した。

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