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成年に達したカナダの住民に対して、認可された店で最大30グラムの乾燥大麻のほか、大麻を基にしたカンナビスオイル、種子、大麻草を購入することが許可された。最大で4株の大麻草を市民が栽培することも可能になった。大麻を基にした食品については、法律が発効してから1年後に販売が開始される。
30グラムを超える大麻の所持や、免許を持たない販売者からの購入、4株を超える栽培は違法のままとなる。未成年者への大麻販売に対しては、最大で14年の禁錮刑が科される可能性がある。
AP通信は、匿名のカナダ政府関係者の話として、30グラム以下の大麻所持で有罪判決を受けた人々(およそ50万人)について、カナダ政府が直ちに恩赦を与える意向であると伝えている。
カナダは、大麻が合法化された世界で2カ国目の、そして最大の国となった。2013年、大麻を娯楽で使用することを許可した最初の国となったのはウルグアイ。また、米国では8つの州とワシントンで、大麻が合法化されている。
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