スプートニク日本
アルボスタニ容疑者はカショギ記者失踪事件当時、領事館内にいて、かつトルコから 事件の関与が疑われている15人のうちの1人。アルボスタニ容疑者は2日、カショギ氏が領事館に入り、行方不明になったその日にトルコを出国していた。
報道によると、トルコは、カショギ氏は領事館で殺害されたと疑っており、トルコ警察はすでに領事館の建物と総領事の家を家宅捜査している。これに対してサウジアラビアは全面的に疑惑を否定している。
サウジアラビアは米国に最も親しい同盟国の1つであることから、カショギ記者の失踪で米国は厄介な立場に立たされている。
トランプ米大統領はすでに、カショギ記者を巡る暗い話に毅然とした反応を行っていないとして批判を受けている。
これに対しトランプ氏は、この失踪事件でサウジアラビアを庇うつもりは毛頭なく、ただ解明に取り組んでいるだけだと主張している。
米国はトルコに対し、行方不明のカショギ記者がサウジ領事館で殺害された証拠になり得る音声録音を提供するよう要請した。