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研究者たちが南極大陸で氷河の「歌声」を収録【動画】

米国地球物理学連合は、南極のロス棚氷で氷河の解ける音が「歌声」のように響く様子をおさめた映像を公開した。
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歌のような効果音は、強風の影響で生じたもの。解けはじめた氷河に強風が吹きつけることで、氷の内側に強い振動が生じ、「歌声」が鳴り響いた。

同連合によれば、編集なしの映像では、氷河は低い周波数で「歌って」いる。公開した動画は、音が聞こえるよう1200倍速で再生している。

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米コロラド大学ボルダー校の研究者たちは、カラ海とラプテフ海の間に位置し、世界最大級の氷帽であるバビロフ氷河が2015年から16年にかけ、記録的な速度で溶けはじめたことを、研究報告にまとめていた。

同期間中、約100メートル(1日30センチ)の規模で溶解が進み、氷帽は約4,5立法キロメートルの氷を失った。これは、ワシントン州を覆い尽くすには十分な量。

昨年、グリーンランド最大の氷河の一つ、ペーターマン氷河に亀裂が見つかり、研究者らは大きな「氷の島」グリーンランドが分裂し、将来的に海面が上昇する恐れがあるとの見方を示した。 以前、この地域は夏でも分厚い氷に覆われていた。

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