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世紀を揺るがす大発見 中東は西側より早かった?

英情報サイト「インフォメーション・イズ・ビューティフル」は、歴史の正当性を復刻しようと、中東が西欧よりもはるか以前に行った科学的発見についてインフォグラフィックを作成した。
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「インフォメーション・イズ・ビューティフル」は、ポーランドのコペルニクス、イタリアのフィボナッチ、フランスのフェルマーの名前を知らぬ者はいないほど知名度が高いにもかかわらず、イスラムの黄金時代を支えたイブン・アル=ハイサムやアル・ビールニー、アル・ラーズィーといった中東出身の学者たちは、多くの発見を行ったにも関わらず、一般的にあまり知られていないと指摘する。

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インフォグラフィックは、左右に中東と西欧を配置し、それぞれの学者が同じ発見を行った年号を線で結ぶことによって、どちらが早く発見したかが一目瞭然でわかる仕組みになっている。例えば、ペルシャの思想家ナスィールッディーン・トゥースィーは、まだ601年に太陽は太陽系の中心に位置すると推測していた。コペルニクスに先立つ940年前のことであった。

アラブ人医師イブン・ズールは、西欧より700年早く、白内障と腎臓結石を除去する方法を開発した。医師のアブー・アル=カースィム・アッ=ザフラウィーは975年にはすでに、手術で麻酔(スポンジに湿らせ麻薬物質)を使用し始めていたが、西欧でこの手法が用いられるようになったのはそれより868年も後であった。

ペルシャ人学者アル・ビールニーは、コロンブスに先立つ400年前にアメリカ大陸の存在と大きさについて記述していた。

サイトではこのほかにも物理学や地理学、天文学、医学、化学の分野でイスラムの思想家たちが他に先駆けて成し遂げた数々の大発見を見ることができる。

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