トランプ大統領、カショギ氏殺害事件を巡るサウジ政府の姿勢に不満

ドナルド・トランプ米大統領はサウジ政府が同国の反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の失踪を巡る捜査を避けているとの考えを示し、同政府に対する不満をにじませた。
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サウジ政府は先に、今月2日から行方不明となっていたカショギ氏はトルコ総領事館での殴り合いの末死亡したとの声明を出した。サウジ検察総長は当該事件を巡り容疑者18人が逮捕されたことを明らかにした。

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トランプ大統領は記者団に対し20日、「(サウジ政府から)正確な返事をもらうまでは満足できない。だが、これは大きな一歩、すばらしい一歩だ」と述べた。

トランプ大統領はまた、サウジアラビアのムハンマド皇太子がその実、カショギ氏の失踪事件を巡る状況を把握していないのではないかと疑問を投げかけた。同大統領はムハンマド皇太子がカショギ氏の遺体の所在を把握できていないと指摘している。

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