日本、米国のINF条約離脱表明を受け、米露の動きを注視へ

日本の菅官房長官は22日、トランプ米大統領が中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を表明したことについて、米国とロシアの動きを注視していく考えを示した。
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先にトランプ大統領は、米国がINF条約から離脱する方針を明らかにした。

露上院国防委員「米国はロシアのINF全廃条約違反を証明できない」
菅官房長官は「条約が、米国とロシアの間で果たしてきた軍備管理や軍縮における役割や地域の安全保障に与える影響なども踏まえて、今後の米露の動きを注視していきたい」と述べた。日本のマスコミが報じた。

また菅氏は、日本と米国は平素から安全保障や核軍縮などについて意見交換を行っていると指摘し、「今後も行っていく考えだ」と述べた。

INF条約は1987年12月8日に、当時ソ連共産党中央委員会書記長だったミハイル・ゴルバチョフ氏と、ロナルド・レーガン米大統領によって調印された。

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