プーチン大統領、サウジ国王と電話会談 カショギ氏殺害事件など協議

ウラジーミル・プーチン露大統領は25日、サウジアラビアのサルマン国王と電話会談を行い、シリア問題、エネルギー分野における二国間協力、およびジャマル・カショギ氏の殺害事件を巡る状況について協議した。これについてプーチン大統領が記者会見で明らかにした。
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電話会談はサウジ側のイニチアチブで行われた。

プーチン大統領は記者団に対し、「エネルギー分野を含む二国間協力のさらなる進展について詳細に協議した。われわれはシリア問題や中東状況、そしてカショギ氏殺害事件を巡る状況についても意見を交わした」と述べた。

2017年から米ワシントン・ポストの記者を務めていたサウジ反体制派ジャーナリストのカショギ氏は今月2日、在イスタンブール・サウジ領事館に入って以来行方不明となっていた。サウジ政府は20日夜、カショギ氏は領事館職員との「殴り合い」の末死亡したとの声明を出した。これを受け、容疑者18人が逮捕されている。

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