アサンジ氏、降伏条件を提示 「書面形式」を要求

内部告発サイト「ウィキリークス」創始者のジュリアン・アサンジ氏は、身柄の引き渡しが行われないという旨が記された書簡を英国政府から受け取った場合に限り、同国政府に降伏する用意があると述べていたことがわかった。同氏の弁護人を務めるカルロス・ポヴェダ氏がスプートニクに明らかにした。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

ポヴェダ氏は、「条件は英国とエクアドルの二国間協定として書面形式であること。またそこにアサンジ氏の身柄引き渡しが行われないとの記載があること。この条件が整えば同氏は英国の裁判所に出廷する」と述べた。

エクアドル外相、アサンジ氏について言及 「いかなる追加的措置も講じない」
一方、エクアドルのインイゴ・サルヴァドル・クレスポ検事総長は今月25日、アサンジ氏に対し状況を展開させる2つのシナリオを提示している。

アサンジ氏は2012年からロンドンのエクアドル大使館に身を寄せている。同氏はウィキリークスでの活動を理由に引き渡しを要求する米国から逃れるため、エクアドル当局に政治亡命を要請した。

関連ニュース

英国政府と協力するための条件 アサンジ氏

アサンジ氏、ロシアビザ申請していた=AP通信

コメント