スプートニク日本
ロゴジン氏によると、重量級ロケットのうち9機は「プロトン」ロケット、1機は「アンガラ」ロケットになる。同氏は打ち上げ回数について、ロケットを製造するクルニチェフ国家研究生産宇宙センターが納期遅れの契約の履行を開始する助けになると考えている。
ロゴジン氏は8月末、モスクワを拠点とするクルニチェフ・センターの債務が1000億ルーブル超であることを発表した。報告書によると、同センターは2007年以降、赤字が続いており、2013年に経営上の問題が発表した。
10月11日、現代ロシア史上初となる有人宇宙飛行での事故が起きた。打ち上げロケット「ソユーズFG」は、新たな国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーを乗せた宇宙船「ソユーズMS-10」を軌道に投入することができなかった。なお宇宙飛行士らは脱出用カプセルで地球に着陸した。
10月31日、「ロスコスモス」有人飛行プログラムの執行責任者セルゲイ・クリカリョフ氏はソユーズ宇宙船の打ち上げ失敗について、1段目と2段目の分離センサーの誤動作により発生したと発表した。
関連ニュース