東芝 米LNG、英原発事業の売却 7千人の削減へ

東芝が8日発表した2018年9月中間連結決算で、7000人の人員削減と米国の液化天然ガス(LNG)事業の撤退、および英国の原子力発電子会社の解散が明らかにされた。
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7000人の人員削減は2024年3月までに達成し、人員の適正化を図る。

クリーンなエネルギーの拡大に押されるLNG事業は17億円で売却する見込み。英国で3基の原発建設を計画していた子会社の「ニュージェネレーション」も解散し、海外の原発事業から撤退する。2方向の事業をたたむことで1080億円の損失が生じる。

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生産拠点の15%が閉鎖または再編の対象とされた。国内外の子会社数も25%ずつ減らされる。

6月にクローズした半導体メモリー事業を除いた営業利益は前年度比で80.7%減。車谷暢昭会長兼最高経営責任者は、設備、成長分野の研究開発に注視した1兆7千億円の投資で再成長を図り、2021年度の売上高3.7兆円をめざすことを明らかにした。

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