露日首脳、1956年の共同宣言に基づいて交渉を活性化することで合意 - ペスコフ露大統領報道官

ロシアのプーチン大統領と日本の安倍首相は、1956年のソ日共同宣言に基づいて両国の平和条約交渉を活性化することで合意した。露日首脳会談後、ペスコフ露大統領報道官が記者団に明らかにした。
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ペスコフ氏は「プーチン大統領と安倍首相は、会談の結果、ロシアと日本は1956年のソ日共同宣言に基づいて平和条約問題に関する交渉プロセスを活性化することで合意した」と述べた。

モスクワで1956年10月19日、日本とソ連の戦争終結、外交及び領事関係回復に関する日ソ共同宣言に署名がなされた。

ソ連政府は、ソ日共同宣言第9項で、平和条約締結後にシコタン島と「ハボマイ諸島」を日本に引き渡すことで同意している。

ソ日共同宣言は、1956年12月8日に両国によって批准されたが、1960年に日米安全保障条約が締結されたのを受け、ソ連は島の引き渡しに関する義務を取り消した。

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