スプートニク日本
安倍首相は16日にダーウィンを訪問。ダーウィンが日本による1942年の激しい空襲にさらされて以降、ダーウィンを訪れる最初の日本指導者となった。今回の訪問は、日本の捕鯨船団が「科学的」捕鯨のため南極海に向けて出航してから僅か数日後に行われた。今回の「科学的」捕鯨では、333頭ものミンククジラが殺される可能性がある。
日本による捕鯨に対しては、全地球的な捕鯨禁止措置を解除させようとする同国の試みが失敗し、さらに国際捕鯨委員会(IWC)によって、クジラを殺すことについて科学的に論証することに同国が失敗したとの正式な立場が決定された後、国際的な抗議の声が強まりつつある。
「オーストラリア海洋保護協会(AMCS)」の会長は、「首相には、捕鯨に対する我々の一貫した反対姿勢を日本の首相に直接提起する必要があり、日本の捕鯨船団を回れ右させるよう、日本の首相に求めるべきだ。オーストラリアの人々は、我々の指導者が堂々と意見を述べることを期待している」と述べている。