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平昌五輪でフィギュアスケートファンたちは、金メダル有力候補だったメドベージェワ選手とザギトワ選手の「決闘」に注目した。勝ったのは、当時15歳だったザギトワ選手だった。だがメドベージェワ選手のファンたちは、新シーズンでメドベージェワ選手が自身の優位性を証明することを信じ続けている。両選手のファンたちはインターネット空間で互いに議論を戦わせ、時に礼を失することもある。
トランコフ氏は自身の発言について、メドベージェワ選手は当時、オリンピック・デビューに向けて数年間にわたって準備し、欧州選手権や世界選手権でメダルを獲得していたと説明した。トランコフ氏は、選手たちはそれがどんなに大変なことであるかを自身の経験で知っているため、メドベージェワ選手の勝利をことさら心配したと語った。一方、トランコフ氏は同インタビューで、ザギトワ選手は金メダルに値したとの確信を示し、「アリーナのプログラムは、ジャーニャよりも技術的にはるかに優れていた」と強調した。
マカロフ氏はザギトワ選手に、自身のファンたちに脅迫を止めるよう働きかけることを呼びかけている。マカロフ氏は、次のように訴えている-「あなたを本当に好きな人たちに、ネット上の誹謗中傷をやめるよう呼びかけてください。ネット戦争を止めてください。あなたはオリンピックチャンピオンであり、ロシアの財産であり誇りです。あなたが2018年のオリンピックでロシア初の金メダルを獲得した日は、実際に象徴的となりました。彼らがあなたに耳を傾けると信じたい」。
このスキャンダルが間もなく終わり、ファンたちが罵り合ったり、応援する選手のライバルを侮辱するのではなく、大好きな選手の応援に集中することを願うばかりだ。なぜなら選手たちは世の中から隔離された世界に住んでいるわけではなく、遅かれ早かれ選手たちにも情報が届き、このようなスキャンダルは選手たちにとって試合前に不要なストレスを引き起こすだけとなるからだ。
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ここからはスプートニクのメドベージェワ独占インタビューをご覧いただけます。