国境通過後、乳児が死亡の移民の母親 米政権に6千万ドルの慰謝料請求

米テキサス州移民センターに到着した後に死亡した子どもの母親が米政権を相手取り、6千万ドルの慰謝料を請求する訴えを起こした。AP通信が報じた。
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AP通信によると、慰謝料請求を行っているのはグアテマラから来たヤスミン・フアレスさん(20)。フアレスさんは2018年3月当時、1歳になる娘と米国の国境付近で拘束され、その後、デリー市にある米国最大の移民収容センターに移された。センターから解放されて6週間後、ファレスさんの娘は死亡した。

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フアレスさんの弁護団は、死亡した乳児はセンターに収容されていた時期に呼吸器官の疾患を悪化させて死亡したと主張している。

ロシアのマスコミ報道によれば、弁護団は「米国政府は幼い児童をも刑務所に収容する決定を採った以上、衛生の観点から安全かつ信用でき、受け入れられる収容条件を責任をもって保障せねばならない」と主張している。

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